貿易

バニラとマダガスカル

マダガスカルのバニラ生産量は世界の総生産の60%を占め(年間生産 量:1100~1400トン)、マダガスカルは世界最大のバニラ輸出国です。それにも関わらず、国内の生産量に比べ輸出量は少なく、輸出総額の 10~15%にすぎません。マダガスカル産のバニラはバニリン含有率が高く、有機栽培で育てられています。
世界で最もよく知られるフレーバーであるバニラは、ラン科のつる植物から収穫されます。手作業による受粉を必要とするため、最も栽培に手間のかかる農作物でありながら収穫率は最も低く、高価な値で取引されます。
バニラの価値はその甘い風味と香りにあります。バニラビーンズ、バニラパウダーやバニラエッセンスとして販売され、焼き菓子、飲み物、砂糖菓子、アイスク リーム、シロップ、香料やチョコレートの香り付けに用いられます。また、医薬品の風味付けや、塗料、消臭剤、洗浄剤の香料など、工業にも広く用いられてい ます。