マダガスカルの動物

マダガスカルの動物の多くが、大陸の動物が大昔に失った行動学的・生理学的特徴を保っています。この現象はとくにキツネザルや食虫テンレックなどの哺乳類によく見られるものです。

キツネザル

「死者の魂」とも呼ばれ、マダガスカルの代名詞ともいえるでしょう。この霊長類は32種が見つかっていますが、最近でもLepilemur Sealiや300グラムのMirza Zaza(キタオオネズミキツネザル)といった新たな種が発見されるなど、目録はまだ完全ではないようです。もっともよく知られたキツネザルはインドリや ワオキツネザル、奇妙な姿のアイアイでしょう。

爬虫類と両生類

このうちの95%が固有種です。真っ赤なDicophus Antongiliiなど、思いもよらない色をしたカエルを見ることができます。小さなものから(10cm以下)大きなものまで(70cm以上)、世界中 で知られている種の3分の2がマダガスカルに棲んでおり、キツネザルと同様、カメレオンやトカゲもこの国のシンボル的存在といえます。毒ヘビは70種以上 いますが、死に至る危険のあるものは一つもありません。ボアの種類は3種で、そのうちの1種は南米とアジアで見つかっていますが、アフリカには生息してい ません。

昆虫:

T無脊椎動物は10万種おり、なかには世界最大の蛾コメットや赤と白のキリンゾウムシなどがあります。

鳥類

285種の鳥類が棲み、そのうち110種が固有種であるマダガスカルは、鳥類学者にとって天国です。カッコウ、オオハシモズ、マダガスカル・オジロワシなどが生息しています。熱帯雨林や海岸地方の水辺に巣作りをし、大群が集まります。

テンレック

テンレックは珍しい食虫動物で、ほかの場所ではハリネズミ、ネズミ、トガリネズミ、オポッサムなどが埋めている生態的地位を占めています。中央アフリカでも数種類が見つかっていますが、30種ほどが生息するマダガスカルでもっとも多様だといえるでしょう。

カメ